【TOEIC970点が熱弁】絶対に失敗しない参考書の選び方4つのコツ

困った人

TOEICの参考書ってどれ選んだらいいんだよ…

この記事を読んでいる方はきっと『TOEICの参考書選びに悩んでいる方』だと思います。

TOEICの参考書の選び方ってホントに難しいですよね。

理由はおそらくこの3つ。

  • 選択肢がめちゃくちゃ多いから
  • 自分にあった参考書が分からないから
  • 何を基準に選べばいいか分からないから

試しに、Amazonで『TOEIC  本』と検索してみると、6000冊以上ヒットします。

『TOEIC  単語帳』と絞ってみても、180冊。

本屋さんにいってもズラーーっと並んでて、どれが自分に合っているか分からない!

 

でも安心してください。今回はそんなお悩みを解決すべく、この記事を書いています。

困った人

その前にお前誰やねん

申し遅れました!ちょっとTOEICを得意としているただの学生です。

ぼくはトータル勉強期間5ヶ月で、超効率的にTOEIC970点をとった経験があります。

もちろんはじめは参考書選びでたくさん失敗もしました。

でも失敗から多くのことを学び、だんだん参考書選びのコツがわかってきたんです。

正しい参考書選びは効率的な点数アップに間違いなく役に立ちました。

今回は、ぼくの失敗談も絡めながら、『絶対に失敗しないための参考書選びの4つのポイント』をご紹介します。

 

参考書選びでありがちな疑問に答える形で記事にしてみました。

こんな質問に答えていきます。

  • 参考書ってなるべく新しい方がいいの?
  • 自分にあった参考書ってどうやって選ぶの?
  • 評判のいい参考書をたくさん買えばいいの?
  • 分厚い参考書ってどうなの?

さらに+αで参考書選びに大事な視点も解説。

また記事のまとめとして、最後には『正しい参考書選びを武器にした、スコアアップへの最短距離』も紹介します。

熱が入りすぎて、6000文字オーバーの長めの記事になってしまいました。

でも内容が濃い分、TOEICの参考書選びはこの記事を読めば完璧。

ぜひ最後まで、じっくり読んでみてください!

 

Q.参考書ってなるべく新しい方がいいの?

×NG 出版されたばかりの参考書はさけるべし

新出版の参考書は避けましょう。

理由はシンプルで、未知数だから。

新出版の参考書にひかれるのはこんな理由だと思います。

  • 新しいものが好きだから
  • 人と被りたくないから
  • 新しい方が最近の傾向をおさえてそうだから

ぼくも当てはまるところが多いので、気持ちはわかります。

でも、新出版の本を買うのはやめておきましょう。

実は、ぼくは新出版の参考書を買って大失敗しています。

2,3年前、当時発売されて数ヶ月以内のこの本を購入したんですが、完全に失敗でした。

毎日ミニ模試っていうコンセプトが好きで購入しました。

が、内容がひどい。

パート5が中心の参考書なんですが、問題文が長すぎる。本物のTOEICとはかけ離れた内容でした。。

結局1/3もやらずに放置。約2000円が無駄になりました(泣)

MEMO

ちなみに最後の「新出版の参考書の方が最近の傾向をおさえてそう」というのは、ほぼ誤り。

TOEICは公的なテストなので、毎回同じ平均点が出るように、なるべく同じ難易度で調整します。

だから「最近の傾向が―」とかないんですよ。

2016年から始まった新傾向に対応していればOK。(今ではほぼすべての参考書が対応しています)

 

◎OK 改訂回数や増刷回数、Amazonレビューに注目

新出版の参考書を選ぶのではなく、名のある参考書を選びましょう。

具体的には、改訂回数や増刷回数に注目!

改訂回数が多いことは、長年売れ続けている証拠。

増刷回数が多いことは、クオリティーの高さの証。

またAmazonレビューも活用しましょう。

Amazonレビューは口コミの宝庫。購入者の正直な評価がのぞけます。

その参考書を使った勉強法までもレビューに書いてくれる方もいるので、レビューを読むだけでもなかなか有益ですよ。

やっぱり評判のいい参考書はだてじゃない。

 

◎OK 著者に注目して選ぶのもアリ

名のある参考書を選ぶという観点では、参考書の著者から絞っていくのもアリ!

選ぶポイントは、TOEICを今でも何度も受け続けて研究されていること。

たとえば、TEX加藤氏ヒロ前田氏関先生

どの方も何度もTOEICで満点を取られています。

特にTEX加藤氏は数十回も連続で満点を獲得。

このお三方の著書であれば、まずハズレはない。

実際にぼくが970点超えするまでに使った、お三方の参考書も簡単に紹介しておきます。

TEX加藤氏:TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

 

ヒロ前田氏:【新形式問題対応】TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7

 

関先生:CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)

どれも実際に使ってみて、心の底からオススメできる参考書です。

 

Q.自分にあった参考書ってどうやって選ぶの?

×NG 背伸びして参考書を選ぶのはやめよう

参考書を選ぶときに、自分のレベルにあっているかどうかしっかり考えてみてください。

これもぼくの恥ずかしい話なんですが、背伸びして参考書を買って失敗した経験があります。

TOEIC475点の時にこの参考書を買いました。

この参考書の表紙には『24の解法を駆使して900点をめざす』っていうキャッチコピーがついてます。

もう一度いいますが、当時ぼくはTOEIC475点です。

あの時は、「900点って書いてある参考書の方がすごいテクニックが乗ってそうで近道だ!あと持っているだけでカッコイイ!」と思って購入(笑)

結局やりきったんですが、背伸びして買った参考書はレベルが合ってない感があり100%活かしきれませんでした。

 

さらに、レベルの合っていない参考書だと、単語の解説レベルが合わないことがしばしば。

900点目指しているんだから、これくらいは知ってるよねという感じで、難しめの単語の解説も省略されがちなんです。

やっぱり背伸びはいけませんね。

 

◎OK 自分のレベルに合った参考書を選ぶべし

ということで、背伸びなんかせず、自分のレベルにあった参考書を選びましょう。

参考にすべきは、表紙やまえがき、あとはレビューなど。

たいていの参考書には、表紙やまえがきに目標点数みたいなのが書いています。

また、Amazonレビューや、ブログ記事なんかを参考にするのもいいですね!

目標スコアが現在のスコア+100点くらいの参考書がぴったりだと思います。

例えば、今のスコアが600点くらいなら、730点を取るための参考書なんかがオススメ。

 

◎OK しっかりとした目的意識を持って参考書を選ぶべし

また、目的意識をもって参考書を選ぶのも超大事。

参考書を買って勉強して、TOEICの点数を上げたいのは分かります。

では、「どうすればTOEICの点数が上がるんですか?」

言葉を変えれば、「あなたの苦手パート・分野はどこで、どんな知識を得て、どこを改善すれば点数が上がりますか?」

これらのことをしっかりと考えてから参考書を選ぶだけでも、断然選びやすくなると思いますよ!

 

自分の苦手なパートがどこかさえ分からない方は、まずは公式問題集を一度やってみてください。

そして、苦手を洗い出し、自分に必要な知識・スキルを洗い出し。

その知識・スキルが得られそうな参考書を買いましょう!

 

 

Q.評判のいい参考書をたくさん買えばいいの?

×NG 参考書を何冊も買いまくる

じゃあ評判のいい参考書をたくさん買ってくるわ!

ちょっと待って!!!!

参考書をたくさん買って、勉強の気合を入れようという気持ちはわかります。

でも、何冊も買ってもたぶんやりきれません!

同時に勉強できるのは、1,2冊、多くても3冊までだと思います。

それ以上買った参考書はとりあえず本棚にしまうことになります。

すると、二度と返ってこないですね(経験済み)

 

また、一気買いした参考書を終えるまでに、その参考書の改訂版が出る可能性や、もしかしたらTOEICの試験が変わる可能性もあります。

まとめ買いは絶対にNG。すぐやる分だけ買いましょう。

 

◎OK 参考書はやりこみ度が命|一冊に惚れ込め!

参考書を何冊も買うのをオススメしないのにはワケがあります。

さっきお伝えした、やりきれない可能性が高いからのが1つ。

もう1つはスコアアップには、参考書のやりこみが大切だから。

よほどの天才でもない限り、人間は一度問題集をやったくらいでは内容を覚えられません。

なにらかの試験で、「試験前に問題集でやったのは覚えてるけど、なんだっけなぁ」という経験がきっとあるはず。

人間って、何度もやらないと覚えられないんです。

だから参考書を次から次へと買うのではなく、まずは「これだ!」と決めた数冊を何周も何周も繰り返すことが大事。

「一冊に惚れ込め!」

 

ぼくの場合、TOEICの参考書は1冊最低3周はします。単語帳に限っては数十周とか。

何周もするなかで、

「ここはもう大丈夫、自身持っていこう」
「ここ前も間違えたな、絶対に次はできるようにしよう」

という経験をして、英語力がついてくるんです。

 

あとは身につけた知識を模試で実践で試して、試行錯誤すると点数は確実に上がります。

基本スタンスは、『少ない参考書をやりこんで、模試で実践』

たとえば、

  • パート1&2用に1冊
  • パート3&4用に1冊
  • パート5&6用に1冊
  • パート7に1冊
  • 模試参考書(公式問題集など)

というセットがいいと思います。(ぼくはこのタイプに近い)

もっとコンパクトに、

  • リスニング対策1冊
  • リーディング文法対策1冊
  • リーディング長文対策1冊
  • 模試参考書(公式問題集など)

でももちろんOK。

あと同時にこなせる参考書は1,2冊、多くても3冊までだと思うので、パート別に計画的に勉強を進めましょう。

不思議なことに参考書の数は少ないほど、実はTOEICの点数って上がるんです。

 

ちなみにぼくがガチで惚れ込んだのは、再度の登場ですが、関先生の『CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)

解説の詳しさ、TOEICらしさ、ボリューム感、すべて満点です。

 

Q.分厚い参考書を一冊買ってやり込めばいいの?

×NG 分厚い参考書はやめとけ

じゃあ分厚い参考書を一冊買ってやり込めばいいの?

たしかに分厚い参考書ってなんかひかれます。

  • いっぱい内容詰まってそう
  • コスパ高そう
  • たくさん問題解けば点数上がりそう

ぼくもこんな理由で、分厚い参考書に魅力を感じていた時期がありました。

でも、分厚い参考書はやめておきましょう。

理由はこの2つ。

  • 途中で挫折する可能性が大きい
  • 吸収効率が悪くなる

 

ここでもぼくの失敗談を紹介します。(失敗しすぎ)

以前こんな参考書を買ったことがあります。

これはパート5&6用の参考書で、600ページ超え&問題数も1000問超えでとにかく分厚かったです。

途中で挫折しそうでしたが、一応やりきりました。

根性出して2,3周しました。

でも、大変さの割に力がついた気がしません。

なぜなら2周目には、1周目の内容をすっかり忘れてしまっていたから。

でも、2周目に1周目の内容をすっかり忘れていたら、また1周目をやるようなもの。

とにかく吸収効率がわるかったんです。

だから分厚い参考書はやめておきましょう。

 

特に初心者は分厚い参考書を選ぶと、挫折する可能性が高くなります。

なるべく薄めの参考書を選びましょう。

 

◎OK やりきれる問題量の参考書を選ぶ

といっても、分厚いか分厚くないかって人それぞれですよね。

だから目安として、参考書を買う時にはこの3点をイメージしてほしいです。

  • その参考書をどんなペースでやるか
  • どのくらいの期間でやりきれそうか
  • 2周目3周目できる分厚さかどうか

自分が確保できる勉強時間とペースを考えて、1周目が数週間で終えられる厚みがいいと思います。

それくらいなら、繰り返しチャレンジするときに、忘れていないので効果的!

 

もし、とっても気に入った参考書がちょっと分厚かった場合は、裏技を使いましょう。

参考書を前半後半にわけて、まずは前半だけ2,3周。

その後に後半を2,3周繰り返す方法です。

このように前半後半に分けてあげる、ちょっと分厚い本でも効率よく勉強できますよ!

 

+αTOEIC参考書選びの処方箋|詳しさの見抜き方

ここまでの内容をおさらいしておきます。

  • 改訂回数や増刷回数、Amazonレビューに注目
  • 自分のレベルに合った参考書を選ぶ
  • しっかりとした目的意識を持つ
  • 参考書はやりこみ度が命|一冊に惚れ込む
  • 厚すぎない、やりきれる問題量の参考書を選ぶ

ここまでしっかり読んでいただいた方は、TOEICの参考書選びについてほとんどマスターできています。

しかし、最後にもう1点だけ参考書選びに大事な視点をお伝えしたい!

それは参考書の詳しさの見抜き方。

困った人

できるだけ詳しい参考書がほしい

参考書は解説がなるべく詳しいものを選びたいものだと思います。

でも本屋さんで立ち読みする5分程度ではなかなか見抜くのが難しくないですか?

そこで、ここを見れば参考書の詳しさがすぐにチェックできるポイントをお伝えします!

 

不正解選択肢の解説があるかどうかに注目

それはズバリ、『不正解選択肢の解説があるかどうか』

不正解選択肢の解説がしっかりしてある参考書こそが、あなたが選ぶべき詳しい参考書。

 

ちょっと掘り下げてお話します。

みなさんご存知の通り、TOEICは4択問題。

その内訳はだいたいこうなっています。

  • 正解×1
  • 紛らわしい不正解×1
  • 見抜きやすい不正解×2

きっとみなさん、「最後の2択まで絞れたけど、どっちが正解か分からない」っていう経験があると思うんです。

この最後の2択から正解を見抜く力こそが、TOEICの点数アップの肝。

数あるTOEIC参考書の中には、正解選択肢の理由は書いてくれていても、紛らわしい不正解選択肢が間違っている理由・根拠をきちんと書いてくれていない本がけっこうあります。

こういった参考書では、最後の2択から正解を見抜く力が育ちにくい。

 

一方で、紛らわしい不正解選択肢の間違い理由・根拠をしっかり解説してくれている参考書なら、最後の2択を見分ける力がしっかり育つ。

これは大きな差です。

ぜひ、『不正解選択肢の解説がしっかりしてある参考書』も大事な視点として最後に吸収していってください。

 

実際にぼくがやった参考書だと、またの登場になりますが、この『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7』の解説の充実っぷりはすごかったですね。

 

 

まとめ|正しい参考書選びを武器に効率的に点数UP

さいごに今回の記事のまとめとして、ぼくなりの『正しい参考書選びを武器にした、スコアアップへの最短距離』を紹介します。

まずは公式問題集を使って、模試を受ける。

結果から自分の苦手を洗い出し、スコアアップに必要な知識・スキルを書き出す。

身につけたい知識・スキルが身につきそうな本を選ぶ。

 

参考書を選ぶ際に大事なのは次の項目。

  • 出版されたばかりの参考書はさけ、改訂回数や増刷回数、Amazonレビューに注目
  • 自分のレベルに合った参考書を選ぶこと(目安は100点上)
  • 参考書はやりこみ度が命。数冊を使い倒すつもりで。
  • 分厚い参考書は避けて、やりきれる問題量の参考書を選ぶ
  • 不正解選択肢の間違い理由・根拠を解説している

 

今回は、TOEICの参考書の選び方について解説しました。

ぜひ、みなさんの参考書選びに役立ててもらえればと思います。

あなたが「これだ!」と信じた参考書を決め、やり込むば必ずスコアアップができます!

ちなみに他にもTOEICや英語に関する記事書いてます。

よかったら、こちらから見てみてくださいね!

関連記事:【475→750】2ヶ月でTOEIC700点を超えた効率的な勉強法と参考書まとめ

 

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