理系大学院休学から半年|復学退学それとも?今ある3つの選択肢を整理してみるんだ

大学院を休学して半年が経ちました、タケシです。

2017年春、ぼくは周りに流されてテキトーに大学院に入学してしまいました。

大学院1年生の夏、教授の厳しさに耐えられなくなってしまった。

そこでメンタルが崩壊して鬱になり、精神科にもかかりました。

後期が始まる2017年10月から休学を開始しました。

休学中は好きなTOEICの勉強をしたり、フィリピンに語学留学にいったり、プログラミングの勉強をしてみたり。割と自由に生活してきました。

それで今、決断を迫られている。これからどうするのか。

この記事では、大学院1年生の後期から休学し始めた理系大学院生タケシの、いま目の前にある3つの選択肢を整理してみます。

それぞれのメリット・デメリットなんかをまとめて、比較してみようと思います。

 

復学か再受験か、はたまた就活か

まずは今ある3つの選択肢をさらっと箇条書きでまとめてみます。

  1. 復学プラン
    2018年10月から元の大学院に復学
  2. 大学院やり直しプラン
    別の大学院を再受験し、2019年4月から再入学(元の大学院は中退)
  3. 大学院中退就活プラン
    2019年4月入社として就職活動し、大学院は中退

それぞれにメリット・デメリットがあるので、これから整理していきます。

 

1.復学プランのメリット・デメリット

2018年10月から元の大学院に復学。残りの1年半をもとの研究室で過ごすプラン。

メリット

  • そこそこ高学歴なので、就職先の候補が多くなる
  • メーカーのみだけど、推薦枠も豊富
  • 経歴がきれい(1年休学しただけ)
  • 復学まで自由に時間を使える

デメリット

  • 教授がくそ
  • 研究に興味がない
  • ブラック研究室なので自分の時間がなくなる
  • 就活をまともにできるかわからない
  • 学費があと約80万円かかる(27万×3期)

補足情報

最大のネックは元の研究室に戻ること。

同期によると教授もだいぶ丸くなってるみたいだけど、求めるレベルが高い人だから心配。

興味のない研究のために、深夜まで実験を繰り返すような生活にはもう戻れないかな。

あと、『大企業メーカーへの就職』という意味ではこの復学プランが最適解。

今は大手大企業には興味はあんまりないんだけど。

でも技術系の大企業メーカーへの就職は、人生の中で院卒のタイミングしかないと理解しています。

だから正直たまに惜しい気持ちになってしまうこともある。

教授は、メーカー系の就活は割とやらせてもらえるみたい(同期談)。もちろん研究もしっかりする条件付きで。

しかし、逆にベンチャーとかITとかには全く理解のない教授なので、その辺の就活はじっくりやらせてはもらえない。

 

2.大学院やり直しプランのメリット・デメリット

別の大学院を再受験し、2019年4月から再入学するプラン。

メリット

  • 超ホワイト研究室だから自分の時間たっぷり(研究室訪問済み)
  • 戦略的にすればトビタテで留学も可能
  • 院卒まで進路についてしっかり考えられる

デメリット

  • 社会人になるのが超遅れる(今から3年後)
  • 入学費+学費で約120万円かかる
  • 経歴がきれいではない
  • 院試勉強の必要あり
    ※自薦の推薦入学もアリらしく、ガッツリ勉強はいらないかも

補足情報

実は希望する大学院の説明会や研究室見学は済ませてあります。

友人の先輩が所属していた研究室で、自主性ファーストの超ホワイト研究室。

理系の大学院だけど、経済・経営っぽいことが学べるちょっと特殊なところです。

ちなみに学歴的にもちょっとランクアップ。

実は大学院入試の時にもこの大学院について聞いてはいました。

しかし、学部時代の成績がよく同じ大学の大学院に進めば、大学院試験を免除してもらえため、同じ大学の大学院に進学してしまった。

楽な方向に流されてしまったなと大きく反省。

というか「外部大学院であっても、今いる研究室と同じような研究をしているところに行かないといけない」、と勝手に思い込んでいて、選択肢にちゃんと入ってこなかった。

というか教授にそう仕込まれた。

今思い返すと、はなからこの大学院にいくのがベストの選択肢だったと思います。

これが間違いなく人生最大の決断ミスである。

でも後悔しても仕方がない。

 

強力なデメリットはお金と卒業時期の遅れ

学部のころから奨学金を借りていて、感覚がマヒしていたけど現時点ですでに奨学金(借金)およそ300万円。

冷静に考えてヤバい。これ以上借金増やしたくない。

あと、もう3年も学生を続けるのはさすがに長い。途中留学とかはさんでも長すぎる。

このデメリットを考慮しても進学したいかと考えると、最高にビミョー。

 

あっ院試勉強については必要ないかも。研究室見学の時に聞いたけど自薦で推薦受験ができるらしい。

もちろん確実ではないけど。

 

3.大学院中退就活プランのメリット・デメリット

2019年4月入社として就職活動し、就職先がうまく決まれば大学院は中退するプラン。

メリット

  • 早く社会人になれる(早くなりたい)
  • 学費をセーブできる

デメリット

  • 大学院中退になる
  • エンジニアとして就職を狙っているが、自分に向いているか正直よくわからない
  • 大企業への就職は厳しい
  • 就職先の選択肢はある程度限られそう

補足情報

箇条書きにしてみると、メリットが少なそうに見えるけど、早く社会人になれて学費をセーブできるのはかなり強力なメリット。

正直大学2年生のころから「早く社会人になりたい」って思っていました。

でも理系は院までセットだと自然に思ってて、大学院に進学するのに何の疑いも持たなかった。アホですね。

 

一方でデメリットもけっこう大きい。

就活はもう始まっちゃってるし、じっくりやりたいことを考える時間はない。

今は働き方とキャリアプランの面から、エンジニアとして働きたいと考えています。

でも、正直エンジニアに自分があってるかわかんない。

遊び程度ならプログラミングしたことあるけど、そんなに本格的にしたことないし。

遊び程度では楽しくても、仕事となると違うのかも知れないし。

あと、大学院中退の経歴になるので、就職先の選択肢はある程度限られそうではある。

 

それで結局どうするの?

読んでみて感じられた方もいるかもしれませんが、ぼくはかなり優柔不断なんです。

自分で書いていても思いました。

  • 「自分の進路について考えたい」
  • 「自分のやりたいことについて考えたい」
  • 「エンジニアに向いているか考えたい」

『考えたい』ばっかり。

自分に言ってやりたい。そんなら「一生考えとけ」って。

たしかによく考えることはもちろん大事。就職って一応人生の方向を決める大事な機会でもあります。

でも、いくら考えても分かんないもんは分かんないんですよね。

休学してから半年経って、いろんな人と話して、もうたくさん考えましたよ。

だから、とりあえず暫定で『今のやりたい』にしたがって、社会に出てしまおう。そこからまた考えればいい。

『動きながら考えろ』

尊敬する友達もいっていました。

ファーストキャリアだからと言って、企業選びにばっかり時間使ってもきりがない。ある程度で自分の行きたい企業を選んで、後はそこでいかに成長できるかが大事。

 

結論|就活することに決めました

結論は就職活動をすることにしました。

やっぱり自分の目指すところは、『自分で人生を選ぶ自由』。

だから大企業メーカーはいいや。この道だと長年同じ会社にずっといないとダメだから。

最終的には、働く時間も国も場所も自分で選べるようになりたい。

  • 手に職をつけられる
  • プログラミング楽しい
  • 力をつければ場所を選ばず働ける
  • 力をつければ組織を選ばず働ける

こういった点からWeb系のエンジニアを目指して、就職活動をすることにしました。

就職活動がんばります。

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