知らなくて大丈夫?大学生の成績GPAの計算方法・平均・就活への影響を徹底解説!

大学生の成績GPA計算方法、平均、就活、メリット
(2018.8.5に加筆修正しました)

大学生の成績を表す指標として『GPA』ってのがありますよね。

この記事を読んでくれているあなたは、きっとGPAについて何かしら疑問点を持っているはず!

  • そもそもGPAってなに?
  • GPAの計算方法
  • GPAとよく似たGPCって?
  • GPAの平均値ってどのくらい?
  • GPAってやっぱり就活で大事?

この記事では、大学生の成績を評価するときに使われるGPA』について徹底解説!

「GPAなんか聞いたことない…」っていう人も大丈夫!

この記事では具体例を出しながら、世界で一番分かりやすく解説します!

「単位やベー」とか言ってる大学生はGPAの勉強から始めてみよう!

 

そもそもGPAとは?

そもそもGPAって何の略なんでしょうか。

GPA(Grade Point Average)とは、各科目の成績から特定の方式によって算出された学生の成績評価値のこと、あるいはその成績評価方式のことをいう。

GPA(Grade Point Average)といって、各学生の成績の平均値をポイントで表す方法なんですね。

GPAは元々は欧米で使われていた評価制度。

それが近年GPAが日本に入ってきて、現在どんどん導入する大学が増えてきています。

 

実は超カンタン!GPAの計算方法

成績のランクごとのポイント

ここからはGPAの計算方法について書いていきますよ!

さっきも書いたように、GPAは成績の平均値をポイントで表したもの。

成績のランクごとにポイントが割り当てられていて、それを平均値で算出します。

現在ポピュラーな成績のポイント割り当てはこんな感じ。

点数評価ポイント
90~100秀 or S4
80~89優 or A3
70~79良 or B2
60~69可 or C1
0~59秀 or D(F)0
注意

この記事では、GPAの最高値が4の時の計算方法を紹介します。

これは現在の日本の大学で一番ポピュラーな計算方法。

一部の大学では、GPAの最高値を5として計算されます。

その方は上の表の最高値を5にして計算してみてください。

計算方法は全く同じです。

この表の右端のポイントをGPAの計算で使います。

GPAの計算公式|講義ごとの単位数に注意

GPAの計算に使う公式はこれ!

大学生の成績GPA計算方法平均就活メリット公式

結構シンプルな式です。

ただ注意してほしいのが、単位数で計算すること。講義のコマ数ではないですよ。

講義によって単位数が違うことってありますよね。

つまり講義の単位数によって、GPAの計算に対する重みが違ってくるんです。

パッとみて同じ成績なのに違うGPA??

繰り返しになりますが、GPAは講義のコマ数ではなく、単位数で計算します。

だからパッとみて同じ成績でも、GPAを計算してみると全然違う結果になるケースがあるんです。

簡単な例を出してみましょう。

A君もB君も履修した講義は同じです。成績はこんな感じ。

講義A君の成績B君の成績
数学4単位S (4pt)B (2pt)
物理4単位S (4pt)A (3pt)
英語2単位B (2pt)S (4pt)
一般教養2単位A (3pt)S (4pt)

どちらも成績のSとAとBの数は同じ。

パッと見ると、どちらも同じ成績に感じます。

違う点は、4単位の数学、物理でA君はS評価を取っています。一方BくんはB評価とA評価。

これがどれだけGPAに響いてくるのか、実際に計算してみましょう!

 

さっきのGPAの公式に当てはめてみましょう。

GPAを計算してみると0.5も差があります。

同じ講義を受けていて、単位数も同じで、一見同じ成績に見えても、こんなに違うんです。

こういったことって実際に結構起こることなんです。

GPAを上げたい大学生は、単位数が多い講義に力を入れるのがコツ!

 

GPCって知ってる?

これはちょっと余談かも知れないので、気軽に読んでください。

実はGPAとよく似た、GPCっていうのもあるんです。文献を引用します。

徳島大学工学部では GPAの導入と同時に GPC(Grade Point Class average. クラス GPA) の導入を行った。(中略)GPCはその科目における受講者の学習到達状況を端的に示す指標となる。

GPC(Grade Point Class average)といって、講義ごとの受講者の成績の平均値を表すものです。

例えば

  • 講義を受けていた全員がS評価だったら、GPC=4
  • 講義を受けていた半分がS評価、もう半分がA評価だったら、GPC=3.5

こんな感じ!

 

今このGPCを導入している大学はまだまだ少ないみたいです。

ぼくの意見としては、GPCは主に大学や教授サイドが、公正に学生を評価するためにあるのかなと思います。

同じ講義でも、クラス別に複数の教授が講義を担当していて、教授によって厳しさが全然違うことってあるじゃないですか。(特に外国語クラス)

それを改善するために使われているのかなって思います。

 

実はぼくの出身大学もGPCを公開していました。

学生サイドとしては、GPCがあると周りの大学生と比べて、自分がどの位置にいるのかが分かるので便利でした。

だから個人的にはGPCはもっと広まればいいなと思います!

 

GPAの平均値は当てにならない?!

Yahoo!やGoogleで『GPA』と検索してみると、予測変換で『gpa 平均』 というワードが一番上に出てきます。

やっぱり周りがどのくらいのGPAなのか気になりますよね。

ですが、あえて断言します。

ネットでGPAの平均値を調べても無意味です!

理由は2つあります。

  • GPAは正確に大学生の成績を表せるものではないから
  • 大学によって、GPAは大きく異なるので正しい情報がない

まず、GPAってけっこうブレブレの指標なんです。特に大学外ではほとんど意味のない数値。

ぼくの経験談なんですけど、全員必修の英語の講義で、クラスによってGPC(前の見出し参照)が1.6だったり、3を超えていたりしました。

同じ学部内でもこんなにブレがあるので、他学部、他大学ならもっとGPAの基準はブレブレ。

つまり大学や学部によってGPAの取りやすさはかなり違います。

だからネットで調べるGPAの平均値は全く意味がないんです。

GPAはあくまで同じ大学の同じ学部・学科内での判断材料っていう認識がいいですよ。

 

GPAが大学生の就活に与える影響

じゃあGPAって大学生にどう影響するのでしょうか。

やっぱり大学生の気になるところは、就活(就職活動)ですよね。

GPAがいいと就職が有利になるのか、GPAのせいで内定がもらえなかったりするのか、いろいろ気になりますよね。

他にもGPAが大学生活にどう影響してくるのか。

これは文系と理系によってかなり話が違ってくるので、分けて話しますね!

文系の大学生について

結論から言うと、文系の大学生の就活にはあんまり関係ないです。

というのも、さっきも書いたようにそもそもGPA自体かなりあいまいな表現だから。

ほとんどの企業ではGPAを見ていません。実際に就活した友達も口をそろえてそう言います。

つまり文系の大学生の就活で必要なのは、大学でのGPAなんかじゃなくて、社会に出て活躍できる力。

例えば、

  • コミュニケーション能力
  • 考える力
  • 主体性や人間性

の方が圧倒的に大事です。

だから大学生の今しかできない、貴重な経験を積んでほしいなって思います。

また、地頭の良さをアピールしたいならきちんとSPIやWebテストの対策をしましょう。

商社やコンサルでは、SPIによる足切りも厳しく、システム的に落とされてしまうので注意。

といっても、あまりに単位数が少ないと留年しかねません。

またGPAが低すぎると遊んでばっかだったのかな、と思われるかも。

”そこそこ”ちゃんとがんばりましょう!(笑)

理系の大学生について

一方で理系大学生にとって、GPAはめちゃくちゃ大事です。

事実として、理系の大学生は9割の人が大学院に進学します。

そして多くの人が推薦を使って就活をし、大手企業に就職を決めます。

理系大学生の大学生活の大きな分岐点として、研究室配属があります。

だいたいの人が、大学4年生から大学院生2年生までの3年間を研究室で過ごすことになります。

だから研究室選びはものすごく大事。

研究室配属はGPAがいい順番に希望通り配属されるのが主流。ぼくの大学もそうでした。

また、就活の推薦もGPAがいい順番に希望が通ります。(大学にもよりますが)

つまり理系大学生にとって、GPAは就活にも直結するんです。

だからGPAって理系の大学生にとってはものすごく大事なんです。

他にも理由がありますが、詳しくはこちらの記事で書いています。

理系の大学生は今、絶対に読んでほしい。

参考:理系大学生にとってGPAがめちゃくちゃ大事な4つの理由。

 

さいごに|GPAはただの数字

こんな感じで大学生の成績、GPAについて徹底解説してみました。

理系の人は特に勉強に対する意識が少し上がったんじゃないでしょうか。

最後にこんなこと言うのもなんですが、GPAはただの数字にすぎません。

勉強以外にももっと大切なことがあります。

それは『人生を通して本当にやりたいこと』を大学生活の早い段階で見つけること。

そして大学生活の中でそれを極めること、没頭すること。

この記事を読んでくれているのはきっと大学1,2年生が多いんじゃないでしょうか。

今はさっきの意味がまだよくわからないかもしれません。

でもきっとテキトーに過ごしていたら必ず大学4年生の時に後悔します。

とにかく、いろんな所にぶつかってみてやりたいことを探してみてくださいね!

ぼくはなかなか見つからなくて本当に苦労したので(泣)

それでは充実した大学生活を!!

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