卒業論文の発表が終わった!教授の質問から研究で大事なことが見えた。

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こんにちは、ラボ畜ブロガーのタケシ(@rabotiku_sato)です。

ぼくは今大学4年生で、毎日研究室で社畜のごとく研究しているので、ラボ畜と名乗っています(笑)

最近ブログが更新できていなくて、辛かったです。
最近研究室が忙しかったんです。。。

やっと卒業論文の発表会が終わりましたー!!

卒論の提出は3月上旬だし、3月中旬には人生初の学会もあって、全然解放されたってわけじゃないんですが(笑)

いったん区切りです!うん、嬉しい!

ぼくの大学の卒業論文の発表会はポスター発表という形式でした!

ーポスター発表とはー

自分の研究の概要を1枚の大きな紙(ポスター)にまとめ、ボードに貼っておきます。その前に発表者が立ち、見てくださる方から説明を求められたり、質問されたら適宜答えるという発表スタイル。

ポスターはこんな雰囲気↓

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教授や准教授がポスター発表を見てくれて、教授たちのハンコを集めたら合格!無事卒業という感じです。

けっこう教授たちの質問が鋭くて(というか自分が未熟すぎて)、大変でした。

「もっと勉強します」で、とりあえずかわしましたw
院生になったらこうはいかないんだろうな←

その中で大事だなと思ったことをまとめておこうと思います!

研究の意義を考えること

教授たちからよくあった質問はこんなの。

「この研究はどんな意味があるの?」
「この研究の新規性は?」
「研究はどこで役に立つの?」

つまり、研究の意義をよく聞かれたんですね。

ぼくは電気系のデバイスの研究をしているので、”この研究は実用化にどうつながるのか”、”この研究の内容から何が言えるのか”、などが答えのポイントでした。

実際はぜんぜん応えられなかったんですけどね←

でも研究の意義を考えるのってめちゃくちゃ大事だと感じました。

正直大学4年生のテーマは単に先輩からもらって、そのテーマをただこなすといった人も多いと思うんです。ぼくもそうでした。

自分の研究テーマの意義とかあんまり考えたことなかった。

本音を言うと企業も研究しているのに、「ー(いち)大学生の研究なんか」と思わなくもない。

でも研究の意義を考えることで、研究のモチベーションもぐっと上がる気がしました!

自分の研究がもしかしたら科学の発展に役に立つかもと思うと、ちょっとワクワクするかも。

自分の研究がどう役に立つのか実感を持つのって大事だな。

そのために自分の研究の意義は意識してみようと思いました!

まあ一番のモチベーションは、お金に変わりないんですけど(笑)

研究するだけで200万円?大学院で奨学金を借りないと絶対損!

説明するときは実用例と比較して

他によくあった質問がこちら。

「この数値はいい値なの?」
「この性能は実用デバイスと比べると?」

性能やデバイス特性など、いろんな数値をポスターに乗せていたんですけど、どれもよくわからないと指摘されました!

学会など、その分野の専門の人ばかりの集まりならあまり意識しないでいいんだけど。

今回のような卒業論文を見て出さった教授たちはいろんな専門の方がいました。

いくら教授とはいえ、研究分野が違えばほぼ素人なんです。

だから性能の説明をするときは、
実用デバイスと比べるとどうなのか。
どの値まで性能が向上すればOKラインなのか。

こういったことを意識するべきだった。

これはさっきの”研究の意義を考える”ことにもつながる!

実用例と比較することで、目標ラインが見える。
目標ラインと比較して、研究の意義がわかる。

意義や受け手の意識はいつも大事

というか自分がやっていることの意義や、受け手を意識するって、どんな時も本当に大事。

研究を通していろんなことが学べるかも!
また研究する意義が1つ見えたかも。

よし、明日からまた卒論、学会発表の準備など、いろいろシバいていきますよ!

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